雑誌掲載記事 | ||
BMWER(vol.9から引用)#2 | ||
シフト交換ほか 一見するとまったくのノーマル。 しかし、よく見ると知恵が詰まったカスタムの数 オーナーだからこそ不便に思っていることを、 純正パーツなどを用いて純正然とした仕上げで作り込む。 これが通好みのカスタムである。 かゆい所に手が届く カスタムの数々 前号まででブレー キチューニングを済ませたAC M3だが、いままで紹介しきれなかった小さな各部仕様変更を今回は一挙にお見せしよう。E30M3オーナーの痒いところに手が届く、チューニングの数々は、日々、この車輌のオーナーである小川さんが、自分のE30M3に乗っていて不満に感じていたことなどを少しずつリファインしていったものだ。 まず目を引いたのが長く伸びたシフトレバー。これはM3C用のシフトノブを加工して調整できるようにしたものだ。シフトストロークはM3C用を使っているので、純正とほぼ変わらない。一番短くした状態が、ちょうど純正の長さだろうか。 あと、オーナーならではの視点だと思わせるのが、キーレスエントリーで窓を開けたり閉めたりが出来る点だ。また、ワンタッチで窓を全開にできたり(いまは普通でもE30M3の時代には、なかったのです)、純正然としたドリンクホルダーを設けたり、地味な仕様変更だが、オーナーならば不便に思っているピンポイントのネタであろう。ちなみにボンネットにはウォッシャーノズルがない。洗車(特に磨き好き)の人ならば、このウォッシャーノズルのまわりにワックスかすが残ったりして、面倒くさいと思った人もいるだろう。ウォッシャーノズルはボディ側に移設されており、そうした煩わしさも、皆無だ。見る人が見ないと、まったく分からない仕様変更だが、オーナーならばやはり気になるところではあるのだ。 |
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ボンネットにはウォッシャーノズルがない。スムージングされている。 | ||
軽くシフト操作ができるようにとシフトノブを伸ばした状態。操作性はいいのだが、これは見た目で意見が二分するところだろう。 | ||
E36M3C用のシフトレーバーを用いてオリジナルで製作したシフトレバーは、長さの調整ができるようになっている。 | ||
運転席のドアオープナーは、ドアハンドルの根本にあるスイッチとなる。 | 助手席側のドアオープナーは、センターコンソールにスイッチを増設。 | キーレスエントリーと連動して、窓の開閉も出来るようにカスタムされている。 |
ドリンクホルダーは欲しいが、使わない時はスッキリと格納したいもの。 | 某メーカーの純正ドリンクホルダーを流用して、センターコンソールに移設。 | 油温と電圧メーターの増設。電圧メーターは欲しいところだ。 |
フロントフェンダーのターンインジケーターは、純正の別車種の細身に交換。 | ワイパーはDTM風に1本に変更。ワイパーからウオッシャー液が出る仕組みだ。 | もうひとつのウオッシャーノズルは、このように目立たないところに移設。 |
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