雑誌掲載記事 | |
BMWER(vol.2から引用) | |
ガレージに屋根つけたほうが・・・ | |
トランクの浸水事件が勃発したのは、数ヶ月前のこと。本格的な梅雨入り、そして夕立がやってくるまえに、なんとかせねばとトラブルシューティングして参りました。 雨漏り、浸水・・・などと聞いてしまうと、夜も眠れないくらい心配で心配で仕方なくなってしまうのですが、原因を知ると、「な−んだ、そんなことか」ぐらいのものでした。 主治医のアクティブカーズにてトラブルシューティングをお願いしたのですが、なにやらリアのバンパーを外し始めまして、予想していたより大がかりな様子。すわ、大手術か、と心配してましたら、なんてことはありませんでした。 両サイドにエア抜きようのフラップがあるのですが、このパーツとボディとの接合部が経年劣化して、そこから水がほんの少しずつ浸水してきたというのが、今回の原因でした。このフラップは、ドアを閉めるときなどに写真をご覧になると分かるように、パタッと開くんですね。それで車内のエアを抜いているわけです。これがないとつまりドアは閉まりません。 さて、このフラップ構成する樹脂パーツをボディに取り付けてある部分が 今回は問題でした。ゴムでパッキンされているのですが、これが経年劣化により切れてしまったり痩せてしまい、密着性が低下してしまうのです。ほんのわずかの隙間から、少しずつ水がトラン ク内に入り込んでくるというものでした。このフラップは、まず頻繁に取り外しをする箇所ではないので(おそらく、次回外すとしたら、また同じように浸水してきた場合)、シーリングでしっかり 密着させる方法で解決しています。 さて、トランクに浸水する場合に考えられる要因のひとつに、テールライトのガスケットが劣化して、そこから浸水するというものもあります。今回はこれは直接の原因ではありませんでし たが、見るとかなり傷んでいたので新品に交換いたしました。こちらはライトの交換など取り外しも頻繁なので、迂闊にもシーリングしてしまわないように注意しましょう。 さて、以上で梅雨&夕立対策は万全。と思っていたら、たまにヘッドライトが白く曇っているときが……。屋根付きガレージで保管すれば、すべての悩みは一発解決なんですけどね、実は。 |
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このアンダーカバーに水がたまってしまった。 | |
浸水はこのパーツとボディーの接合部からでした。 | |
ドアを閉めると、このようにフラップが開いてエア抜き。 | |
この錆はボディーではなく、車載ジャッキの錆です。 | |
チョロチョロと浸水しています。水のあともありますし。 | |
ゴム製のリングが一部切れておりました。これが原因。 | |
テールライトのガスケットも、ご覧の通りの劣化ぶり。 | |
フラップの方はしっかりシーリングしてリペア。 | |
テールライトの方は新品のガスケットに交換です。 | |
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