雑誌掲載記事 | |
BMWER(vol.16から引用)#2 | |
E30 M3車検&イベント | |
お決まりのウイークポイントを新品へ交換 | |
しばらく公私ともに走らせる機会の少なかったラックスシルバーE30M3。 しかしこれからは、レースやイベントに積極的に参加していく予定。 そのためには、壊れる前に車検で交換すべきパーツを交換。 |
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今さらながらE30M3に恋してます | |
愛車との関係を良好に保つためには、愛車のコンディションを保つことが必要だと思っています。とは言っても、常にベストコンディションというわけではなくて、とりあえずきちんと走れるようにしておくという程度です。そこで私が心がけているのが、2年に1度の車検の際に、未然に整備しておくということです。車検は、いつも我がE30M3を整備してもらっているアクティブカーズにお願いいたしました。 取材等で、自分のE30M3以外のE30M3を運転する機会もありますが、日々接している愛車のちょっとしたコンディションは、実は身体の方が慣れてしまって、それがベストなのかどうか分からないこともあります。今回はシフトがそうでした。別にどこかのギアに入りにくいわけでもなく、運転していて支障はまったくなかったのですが、アクティブカーズの小川さんに指摘されて、シフトジョイント回りを新品に取り替えてみたら、確かにシフトチェンジの際の節度感がまったく違っていました。「こんなもの」と思うのではなく、2年に一度、こうしてプロから診断してもらうのは、愛車との関係を続ける上で大切なことだと実感した次第です。 前回の車検からのこの2年間、実はあまり構ってあげられなかったE30M3ですが、車検終了後は、久しぶりのユーロカップに参戦するために、関西へ自走してレースに出場したり、浅間山で行われたヒルクライムのイベントに参加したり、オーナーズクラブのミーティングに顔を出したりと、週末ごとにフル稼働しました。そこで今さらながらに再確認したのは、「E30M3は軽くて、しかもS14エンジンをブン回して走るのは、実に爽快!」であるということ。ターボやディーゼルなどに移行しつつあるBMWのエンジンですが、やっぱり自然吸気のエンジンをMTミッションで操るのは、何物にも代えがたい歓びなのです。車重が軽くてボディも丁度いいサイズなので、峠を走るのにもってこい。 気がつくと、オドメーターは「22万2222km」。よく、「ボディとか平気?」と訊かれますが、まったくもって平気。次なる目標は33万3333km。今さらながらに蜜月となったE30M3との関係なのでした。 |
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浅間で行われたヒルクライムは、天候のため急速ジムカーナでも走らせてもらった。 | |
2年前のアドバン・ネオバADO8を装着し、横浜から自走してそのままレースに参戦。 | |
浅間ヒルクライムでは、奇跡的に2本目に雨が上がりハーフドライ状態で走ることができた。 | |
イベントに参加すると、知らない同じクルマのオーナーと話すことができたりして、楽しい。 | |
「日頃のメンテナンスで好調をキープ」 | |
交換部品:イグニッションコイル 走行距離11万kmほどで購入したときに装着されていたものを今まで使っていたが、今回交換。エンジンのレスポンスがよくなったように思う。 |
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交換部品:エアーインテークホース これまでも何度か割れて交換したことがあるパーツ。エアが抜けなくなって、これもまたエンジンが元気になった。 |
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交換部品:マスターパックバキュームホース おそらく新車当時からのホースがついていた。ワイヤーが飛び出していて、いかにも古そうなホースを一新。材質も変更されていた。 |
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交換部品:シフトジョイント/ シフトジョイントロックピン/シフトロットシム/ シフトレバーピボットベアリング |
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交換部品:オルタネーターアジャスターブラケット これも車検ごとに交換しているブラケット。E30M3のウィークポイントのひとつ。いまでは定期的に交換するパーツだと割り切っている。 |
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