雑誌掲載記事 | ||
BMW CLASSIC(引用) | ||
E30 M3 初期化計画 | ||
finish #1 | ||
平成最後の純正化終了 | ||
いろいろ経てきたE30M3を、できうる限り純正へと戻す。 | ||
ヘッドカバーに結晶塗装を施してもらい、見違えるように美しくなったエンジンルーム。エンジンフィールにこだわって乗るクルマなので、見た目にもこだわりたい。 | ||
2014年の車検の際に新品に交換したフロントのグリル類は、白くなってしまい、あらゆる方法で黒くなるように試したがうまくいかなかった。最後の手段として「染めQ(ブラック)」で塗装。艶消しの感じも残り、美しく仕上がった。 | ||
本来はこの場所にはカセットテープを入れておくボックスがあった。さすがにカセットテープを聴くことはないので、この箇所を純正然とした小物入れにアクティブカーズで細工してもらった。 | ||
リアウイングはウレタン製なので、どうしてもひびや割れが生じてしまう。トランクを閉める際は、リアウイングに手をかけるのはNG。ボンネットと同時にこちらも塗装し直してもらった。 | ||
2004年中古で手に入れたE30M3は、ライフスタイルの変化に伴って、使われ方もその都度変わった。これからは、週末にワインディングを流し、日本全国のいろいろな「道」を走破してみたいと思っている。そこで15インチの純正ホイールに戻し、セットしたタイヤ「アドバンdB V552」が期待以上の乗り味とステアフィーリングをもたらしてくれたことは、今後のE30M3ライフを送る上で大きい。高速道路・一般道問わず、長距離を走る際に身体への負担が少ないこととナーバスにならなくて済むステアリングフィールは大切であるからだ。 新車当時の姿に戻す初期化を経て、7度目の車検でさらに純正化を施したが、ドライブしていて便利な点などは、厳密に純正に倣っているわけではない。長時間運転してまったく疲れないホールド性の高いレカロシート、シフト付近に移設したハザードスイッチ、カセットテープのボックスを取り外した箇所に作ってもらった小物入れ、幾度も割れてしまったフォグランプをエアインテークに……等々。純正の佇まいを壊さず、純正然とした姿で今後も乗り続けていきたいと思う。 |
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15インチの純正ホイールが、いまとなっては清々しく感じられる。 | ||
割れるフォグランプをエアインテークに かつては、横浜から関西、九州まで頻繁に高速道路で移動していたE30M3。その際に飛び石を拾ったためか、フォグランプがよく割れてしまっていた。フォグランプを点灯することもほぼなかったため、スポエボ用の純正エアインテークに交換した。 |
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