雑誌掲載記事 | ||
BMW CLASSIC(引用) | ||
E30 M3 初期化計画 | ||
maintenance#01 | ||
7度目の車検 | ||
公私ともに普段遣いだった頃と違い、近頃は完全に趣味のクルマとなったE30M3に、純正化を施す。 | ||
front lower arm | ||
これまでE30M3には、16インチホイールにアドバンADO8もしくはアドバンADO8Rをセットしていた。タイヤサイズは225/45-16。車高は落としていなかったが、ステアリングを目一杯切ると、ホイールハウスにタイヤが擦るか擦らないかギリギリの状態だった。首都高速のギャップを通過する際や轍がひどい路面を走る時、ダイレクトにステアリングに不快な振動が伝わってきて、ステアフィールに違和感を抱いていたが、タイヤサイズのせいだとばかり思い込んでいた。 しかし、その原因は右側のフロントロアアームボールジョイントのガタにあったようだ。ついでに、ロアコントロールアームブッシュもそろそろ美味しい時期を過ぎてしまっていたようだ。 E30M3に限らず、麗しいステアリングフィールを常に体感したいならば、ブッシュ類は車検を機会にこまめに交換するしかない。 さて、純正サイズに15インチに戻した後、E30M3のステアリングフィールは信じられないほどよくなった。轍や首都高のギャップでも違和感を感じることもなくなり、ちょっとした一般道のコーナーを抜けるだけでも楽しいステアリングフィールに仕上がっている。 |
||
右フロントロアアーム | ||
ステアリングフィールに大きく影響を及ぼすロアコントロールアームブッシュは、定期的に交換したい。 | ||
交換して新品になったフロントロアアーム | ||
フロントロアコントロールアームブッシュ | ||
雑誌掲載記事メニューへ | ←BACK NEXT→ |