雑誌掲載記事
BMW CLASSIC(引用)
E30 M3 初期化計画
maintenance#01
7度目の車検
公私ともに普段遣いだった頃と違い、近頃は完全に趣味のクルマとなったE30M3に、純正化を施す。
fuel pump
数日ぶりにエンジンを始動する際、セルを回してもなかなかエンジンがかからなくなった。特に寒い日の朝などは何度もチャレンジしないとエンジンがかからない状態。バッテリーが上がったとばかり勘違いしたこともある。ちょうどプラグコードを純正に戻したいと考えていたので（それまではアフターのコードを使っていた）、プラグコードに加えてプラグ、イグニッションコイルを純正新品に交換。しかし、症状はさほど変わらなかったため、フューエルボンプが原因と診断するにいたった。フューエルエレメントは初期化の際に交換していたが、ポンプはまだ一度も交換したことがなかったため、車検の度に、「また次回に」と先送りしてきた箇所でもある。「またいずれ」ではなく、「不調を来す前に交換」が旧いクルマと付き合う正しい姿勢であることを痛感。 　フューエルのラインを徹底的に見直すために、メインフューエルボンプに加え、インタンクポンプにフューエルエレメントもー気に新品に交換することにした。その後3000kmほど走行したが、マイナス5°Cの早朝でも、−発でエンジンが始動している。
	フューエルエレメント フューエルセンターホース エレメント側プレッシャーホースセット
	インタンクポンプ インタンクポンプガスケットリング センディングユニットガスケット
	フューエルポンプリレー エンジンメインリレー フューエルポンプリレーヒューズ
	メインフューエルポンプ
	フューエルエレメントにホースを繋げて作業完了。 年数と走行距離で壊れる前に交換が大切だ。
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