甲府市議会議員
山中和男

戦う甲府、攻める甲府!!
甲府市は山梨県で住みたい町、1位でないとダメなんです 。

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議会報告行政等の折衝、取材、情報収集、慶弔、進行過程等で全てを公開できない事情等もありますが
主な活動報告としてご理解を頂ければ幸いです。
国民健康保険事業について

8月17日民生文教委員会にて国民健康保険会計の委員会が行われ、当局と意見交換を行いました。

市が5年連続繰上げ充当、(一般会計より繰り上げられた、法定外繰入、国が認めていない会計)が年々増加し
2010年度の国保会計に11年度の保険料の収入より8億円の充当を行ったこと、年々増える充当額、などから先行きが
見えない状況下、日々悪化する会計をどのような方針を行ってゆくのか意見を求めました。

甲府市は人員を増やし、より支払能力がある方には、より強化した措置を持して行っていくとのことでした。

この問題は、甲府市だけでなく、日本中でこの問題に各市町村が行っていて、着地地点が見えてこない状況にありますが
このような充当は異常ではないかとの問いには4枚目の写真の右の欄の法定外繰り入れを行っている各県庁所在地が記載されていまして、多くで繰り入れが行われておりますとのことでしたが、繰り入れを行っていないところもあり、甲府の規模では大きい数字になっているのではないと考えますね。

また、山梨県の市町村でいうと収納率、市町村の規模が違いますが甲府が最低で、類似都市での収納率も最低レベルとのことでした。

また、甲府市の保険料は県庁所在地別では全国4位でした。保険料額の計算方法は非常にわかりづらかったですが、保険の収入と支出を計算してこれぐらいの支出が見込まれる額を保険料として換価されているとのことで、病院が多く、病院に通われる方が多くなると保険料も上がってくるようです。

全国的に収入が多い市であるほうではないですが保険料はトップクラスで収納率は最下位クラスでは
職員総力を挙げ、万策を高じているとのことですが、頑張っている姿がみえづらい話をさせていただきました。

議員活動も見えるようにすると同時に、職員の仕事振りも見えるようにしていかなければならない伝えました。例えば現場レベルでどのような話し合いが持たれているのか、現場職員の意見集や仕事の日報など、改善案を集約し、見えるようにしていくのはどうか

また、ジェネリックを医療機関に、市民がジェネリックでお願いしますと言わないで、ジェネリックが使用されるようになる取り組みを行っていくのはどうか、他の類似市町村に比べ差押件数が低く、実績が見えていないので、その数字はもう少し上がっていてもいいのではないか、医療機関に頼らない取り組みとして、市役所内で就業前にラジオ体操を行ったり、ラジオ体操を行う企業を後押ししていく取り組みはどうかとか意見を話させていただきました。

国保の会計において社会情勢からも払えることができなくなってきている方もおおくなり、厳しい状況があります。

私も不動産の賃貸のお金の集金を行っておりましたが、ほんと甘いもんじゃないんです。人間力の勝負見ないなところもありますので。ただ単に電話をかけ、家に行けばいいということではなく、より金額が少ないうちに早く、改善策を講じれる体制等も重要伝えました。

また、不確定ですが平成30年には国保会計が都道府県単位の広域会計になる案もでているとのことでした。
その際に赤字は持っていけないので、どちらにしても赤字は市町村で対応とのことでした。


平成23年5月27日新聞掲載記事