甲府市議会議員
山中和男

戦う甲府、攻める甲府!!
甲府市は山梨県で住みたい町、1位でないとダメなんです 。

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本日は私自身も含め、一般質問する方4人が全て新人で質問させて頂きました。
初めての質問でかなり緊張し、数字の部分等かなり早口になってお聞き苦しい箇所が多々あり申し訳ありませんでした。

下記は一般質問内容です(全てがこの文と同一ではないですが、また当局の回答等が詳細がでましたら追記をさせていただきたいと思います。。

新政クラブの山中和男です。6月10日の桜井議員の代表質問に続き一般質問させて頂きます。初議会に私のような新参物に質問の機会を与えていただき誠にありがとうございます。行政の実態、経済の実態を詳細に把握なく、稚拙なデータでの質問で御幣等ありましたらご容赦お願いいたします。

 

今年の4月の市議会議員選挙に立たしていただき多くの方からのご意見を頂戴いたしました。

非常に厳しい意見が多々ありました。今、民業、小売業、飲食業、サービス業は値段を下げても、努力をしても売れない業態もあるほどです。

 

今市民は低投票率が示すように、非常に厳しい目で甲府市行政、市議会を見ていることを感じる選挙だったと思いました。誰がなっても同じ、意見を言っても変らない、市民から離れていく市政、との報道もあったほどです。

 

また、市長におかれましても3期目の任期を迎えられたことと共にわの都こうふプロジェクト2011~2014を強いリーダーシップを発揮し、この国難、問題山積の時代に打開する光を今以上に発揮していただきたいと思う所存であります。この時代、非常に大変な激務であることをお察しいたします。

 

他の市町村より甲府に住んだほうがより得だと思える市になれるよう強いリーダーシップで人口減少社会の到来や加速する超高齢化社会、また長引く不景気・雇用の低迷など、地方自治体を取り巻く社会経済情勢が大きく変化する中にあって、住民に一番身近な自治体として、これらの変化に対応するための重点的な施策の実行を期待しています。

 

また、この長引く不況の折、東日本大震災が起こり、未だ終息の道筋が見えず、被災された方はもちろん、市内においても関連企業への2次被害、3次被害の広がりがあり市民の生活はますます混沌としてきています。増税、国債発行、将来へのつけ等の言葉が新聞記事に踊るようになり変らず日本丸は浮揚の兆しも見えてきていません。

 

先日、被災地の支援で宮城県東松島市に市職員41名、議員4名でボランティア活動に参加させていただきました。私自身ボランティアに関して戸惑いもありました。なぜなら大勢で苦しんでいる方をみんなで囲って哀れんで、お礼までしてもうことがいいことなのかどうか不安な面もありました。ただ参加させていただき現地ではひたすら側溝にびっちり入り込んだ泥の除去作業をさせていただきました。現地では建物が倒壊している家屋もあり、私の見た限りではすべての1階部分の床、石膏ボードの壁等がされていました。

ただ、修理する方の圧倒的な人手不足を感じました。被災されている方にとっては目の前の側溝のことにはとても手が回らない状態でした。被災されている方から、ありがとうございますの言葉に対して、こちらこそありがとうございます。と市の職員の方から声が出ていました。これがボランティアの精神なんだと改めて感じさせられました。

 

今回の災害派遣ボランティアのように、意見があってから動くのではなく、市民の声を感じ取る行政になって頂き、市民の暮らしが良くなるために自己犠牲の精神を持って、甲府行政に取り組んでいただきたいと思います。

 

 

 

 

私は今回の選挙で立さして頂き多くの方のご意見を頂戴して、こう思います。

市民は声を出さないのではなく、出せないのです。

甲府市、市議会の○○をまず取り戻したい

私自身、甲府市上石田に生まれ石田小学校の回りは田んぼばっかりでしたが、あれよあれよのまに住宅街になりました、成長する時期を幼少ながらに感じさせていただきました。そんな時代を肌で経験した時代ではなかったのですが

そのような時代に戻ることはないにしても、夢の持てる甲府を目指していただきたいと思います。

平成15年2月に36代甲府市長になられてから8年と4ヶ月が過ぎ、わが日本は超高齢化社会(高齢化率24.7%過去最高)、

甲府の人口減少、少子化(S61年をピークに年々減り続け、平成4年微増、平成18年合併により増加、4月1の山梨日日新聞より選挙人名簿では2007年の前回県議選時より646人マイナス、南アルプス市900増、甲斐市937増、昭和町577増中央市217増、笛吹市選挙名簿は減だが人口統計では平成23年4月は前年比で80増、)(平成22年度統計より0歳児1615、8歳児1750、33歳2902人)、

日本の借金問題、

未だ下がり続ける不動産価格、

経済圏の流出(2000年イト-ヨーカド、2008年中央市ロックタウン、2009年ラザウォーク、2011年イオン)

 

働いても働いても貯蓄がたまらない世代(ワーキングプワ)の急増、一つ病気をすれば生活保護世帯に引きずり込まれ戻れなくなる中間世帯が急増し

 

私大生への仕送り1986年度からの調査開始以来過去最低(91600円、ピークは94年124900円)等々未曾有の時代に突入しております。(4月27山梨日日新聞

 

増える生活保護者の急増07~08年度は40世帯の増加だが08~09年度は154世帯、10年度は前年比で354人増えている(山梨日日新聞5月1日)、


また私自身、甲府市相生にて不動産業に従事させていただいておりますが、こちらにいらっしゃる方はそんなに生活に不自由をきたしてはないとおもいますが、ここ数年の生活困窮者の増加は実体経済の末端を担うものとして大変な状況下になっていることを多くの方に理解していただきたいと思います。

 

我々世代は非常に危機感を感じております。

子供2人育てるためにやっとの方がほとんどではないでしょうか?そんな現状に夢が持てる解答を期待してますのでよろしくお願いします。

 


それでは質問に入らせて頂きますが私の考えも踏まえ答弁をお願いいたします。
私は生まれ育った町、甲府の人口を増やし隊として甲府の人口を増えるためにはということを訴えてきていました。簡単な問題ではないと思います。


ただ、超高齢化、少子化の問題に真剣に戦う甲府の姿勢をみんなが期待しています。
日本の7割以上の地方公共団体がこの問題をかかえています。この問題を甲府から流れを変えることができたら甲府は日本のモデルケースになります。今こそ甲府は戦うべき、攻める時期にきているのではないでしょうか?

例えば甲府市定住に抜本的税制優遇支援、

家を建てたら固定資産税を5年間無料

子供3人目から水道料金半額にすることは可能ですか?

 

 

行政素人で商売人の発想が強い部分もありますが、

山梨県は商人の町でした。甲州商人の通った後にはペンペン草も生えないという言葉もあるぐらいですから

なんとか将来の甲府への閉塞感の打破を願う市民の意見であるとご理解いただきご見解を伺いたいのですがよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

次に

わの都こうふプロジェクト2011から2014より

市民参画型の新たな外部評価の仕組みをつくり、時代の変化に対応した市民本位の事務・事業の改善を進めるなど、引き続き行政改革を推進するとともに、次の世代の負担軽減に配慮した健全な財政運営を堅持していく

 

とありますが新たな行政改革を推進するのはいいのですが前回の平成20年から22年の3年間、あれだけメディアに取り上げられ、一般の多くの方に手伝っていただいた事業仕分けの結論の説明があまりにも不足しているのではないでしょうか?

ほとんどの方はあれだけ取り上げられた話題の結論がどうなったか知りたいと思うのでおたずねします。

 

事業仕分けで19事業が不要と判断されましたが、そのうち廃止になったのは2つ(歳末救援事業、障害見舞金事業)と民間委託と判断された2つの事業が廃止、甲府市の3年間のすべての予算、一般会計、企業会計、特別会計を足すと4000億以上になります。

そのなかで削減額がトータルで約1億6千5百万では

市民参加型の新たな外部評価をして頂くうえで単なるパフォーマンスにならないよう、市民から行政が変るとの期待を抱かせといて結局、行政主導にならないよう、事業仕分けでの反省、外部評価への対応をお聞かせください。

 

 

次に

ウーマノミクス(女性経済)との言葉が聞かれて近しいですが

1月のNHKクローズアップ現代でも特集で放送され大反響だったらしいですが

人口の減少によって国内消費も冷え込む日本経済、

この閉塞感を打ち破り、企業や社会に活気を取り戻すとのではないかと期待を集めているのが、働く女性たちの活躍=“ウーマノミクス”(女性経済)とのことです。

 

他の先進国に比べて、結婚や出産を機に仕事を辞めてしまう女性が非常に多く、“埋もれた資源”とも言われるほど日本の女性たちの労働力が期待を集めています。

 

女性の労働力が拡大すれば、生活者の視点から多様なサービスや商品をつくりだし企業に活力を与え、さらに手にした収入で消費をけん引するということで

今、冷え込んだ経済に活力を与えるとして注目されています。

 

ヨーロッパでは、女性が働きやすい職場作りに真剣に真剣に取り組むことによって、

男性も仕事と育児の両立が取れるようになり、さらに出生率も上昇するという好循環が生まれているとのことです。

 

2010年7月の厚生労働省の平成21年度雇用均基本調査より

 

部長相当職は3.1%(同2.0%)、課長相当職は5.0%(同3.6%)といずれも前回調査に比べ上昇し、部長相当職、課長相当職の上昇幅はこのような景気と団塊の世代の退職等により過去最高であったとのことです。

 

ちなみに甲府市と近郊の市町村の職員数からの女性管理職数を確認したところ甲府が最低でした。

甲府市管理職   1740人中9人  0.52%

南アルプス市   662人中18人  2.72%

甲斐市      439人中17人  3.87%

笛吹市      648人中5人   0.77%

中央市      253人中7人   2.77%

昭和町      101人中1人   0.99%

 

また、平成19年に行われた弟2次こうふ男女共同参画プランでは

平成17年度4月では管理職173人中6名女性 約3.5%

平成23年度現在では管理職188人中9名女性 約4.8%

です。

 

ま、甲府市行政職員733人中188人が管理職、4人に一人が管理職というのもびっくりですが、今回はおいといて

 

こちらの男女共同参画では平成28年度にまでに女性管理職率10%をうたっていますが、近隣市町村より低い女性管理職率、県都甲府市として社会のモデルになるためには、達成度に疑問が残りますので近々の目標設定と女性管理職を増員するために何を行っていくのかお答えください。 

 

 

次に

先日、国家公務員給料、課長室長級が10%、課長補佐、係長級が8%、係員は5%ボーナスや管理職手当は役職に関係なく10%の削減の提案がありましたが。

37年連続甲府市職員給与が国家公務員を上回るラスパイレル指数を堅持している(平成22年12月28日読売新聞)

甲府市も公務員給料の削減を行い甲府市民に甲府市は変ったと思われるようになって

先のような抜本的な政策が芽を結ぶのではないでしょうか?

強いリーダーシップを発揮して日本のモデルケースになっていただきたいと思いますが国家公務員給料削減案が決まった場合、甲府市は同等の削減ができるのかご意見をお伺いいたします。

 

 

次に

冒頭の方でもお話しましたが自己犠牲の精神を持って行政に取り組んで、市民に奉仕するとの観点、

また、わの都甲府プロジェクト2011~2014にあるように

市民サービスにおける不変の原則、市民に信頼され、愛される市役所づくりを進める

とありますが、それに逆行する疑問がありましたのでお聞かせ願いたいのですが

4月から市役所の窓口の開業時間が5時15分になった理由をお聞かせください

 

 

 

最後に中央卸売場から地方卸売場に4月から変更になり、これだけの立地でこれだけの広さのある建物を上手くすれば非常に魅力ある施設になりそうな期待がありますが甲府市行政としてどのような展望で発展させていくか、また現在営業されている卸売業者への展望もお聞かせください。

 

 

我々世代に甲府から変わるという夢が持てる甲府市になってもらうようご協力をお願いいたします。

また、市長におかれましても子供は宝とお話されていますので、宝は道端に転がってはいません。人がなかなか入れない困難な場所、険しい場所にあるとおもいますので是非強いリーダーシップで宝を探しに行き宝を発見して、

10年後あの時の甲府市政はすごかったと後々語り継がれるような行政を期待していますのでよろしくお願いいたします。