甲府市議会議員
山中和男

戦う甲府、攻める甲府!!
甲府市は山梨県で住みたい町、1位でないとダメなんです 。

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議会での主な質問、発言内容です。(常任委員会での発言、質問等は活動報告欄からのご参照をお願いいたします。)

◯山中委員 山中です。よろしくお願いします。

 何点かお伺いさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 こちらの資料で408の病床数があるんですが、ここ近年、約50床が稼働していないという状態だと思うんですが、それはどのぐらい前から稼働していないのかということをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

◯中野病院事務総室長 平成21年4月から完全に休床という形になっております。

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。

 病院改革で一番診療報酬が高いというのは、入院患者さんをふやすということが非常に効率がいいということで伺っております。本年度中にこの50床が稼働すれば、病院経営がよりスムーズに動き出すということなんですが、この稼働するめどといいますか、今現時点で市立甲府病院でめどがあるのかということをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

 

◯中野病院事務総室長 今年度を目途にということで進めてはおりますが、年中はちょっと難しい、年明けになるのか、そのあたりで12月とか4月というところで病床再開を今予定しながら準備を進めているところでございます。

 

 

◯山中委員 そうですね。看護婦さんに至っては本年度中にめどがつき、改革プランということで伺ってはいるんですが、医師の確保ができないことによって50床が稼働できないということを伺ったんですが、それは間違いないかどうかお伺いしたいと思います。

 

 

◯早川病院事務局長 病棟を再開する一番大きなポイントは看護師の確保でございます。大体1病棟再開するのに10対1でも二十二、三人の看護師がいないと稼働できません。これが7対1ということになりますと、さらにそれにプラス六、七人はふやしていかなきゃならないということになるわけでございまして、とりあえず当面今は10対1の体制の中で何とか5階東病棟を再開したいということで準備を進めているというところです。

 以上です。

 

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。

 この病床が再稼働することが今後の病院経営への一丁目一番地になると思いますので、そこの稼働を目がけて、今年度中と言わず、早めていくような改革になるような報告がいただけるようにしていただきたいなと、本当にそう思います。

 また、病院経営ということですので、今起きている問題の話もさせていただきたいと思うのですが、今回の問題がスムーズに収束に至り、また、RI調査委員会というのか立ち上がっておりますので、そこでしっかりと話が進んでいっていただきたいなと思っております。

 私もちょっと調べさせていただきました。こういった話をするのにおきまして、放射性医薬ということの半減期ということが非常に気になったものですから、どういったものかなということで伺いました。今、多くの報道等ですべてが一緒に、放射能といえば薬も福島の原発もすべて一緒の放射能のような形で報道されているような気がします。

 私、ちょっと調べさせていただきました。半減期というのは、体内から放射性物質がどのぐらいでなくなっていくかと、その半分になる比率ということなんですが、例えばウランですと45億年、プルトニウムだと2万4,000年、放射性セシウムは30年、放射性ヨウ素は8日、今回の薬、放射性医薬は6時間が半減期ということで、私はこういった事実をより多くの方に伝えていただきまして、私自身もどういった薬かもわからないものですから、そういったわかりづらいところをより伝えて、今回の問題の収束に向かっていただきたいなと思います。

 このような話をさせていただいて申しわけなく思っております。ただ、今回の問題の収束は病院経営の1つの入り口にもなるかなと思います。

 最後にもう1点だけ質問させてください。病院改革プランというのが今回出されました。8月ぐらいにお伺いしたんですが、この改革プランというのは、今回の問題があるから改革プランが出たのかどうかということをお伺いしたい。というのは、病院側が把握したのは4月ということで、改革プランが出たのは8月ということで、私どもがお聞きしたのが8月だと思って、9月に今回の話が出たものですから、病院側はこういったことがあって、これから厳しくなるから改革プランが策定されたのかなと私自身は思ったんですが、その点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

 

◯早川病院事務局長 改革プランは、平成19年の12月に総務省のほうから公立病院改革ガイドラインというものが出されまして、その中で地方自治体が経営をする公立病院については平成20年度内に経営を改善するプランをつくりなさいということが出たので、全国の公立病院が改革プランをつくったということでございます。

 以上です。

 

 

◯山中委員 最初の改革プランが出まして、平成22年度中、本年度、それがそのとおりにできないということで、新たに平成25年度に黒字に向けて達成するというプランを出されたと思うんですが、それは今回のこれとは関係ないということでよろしいですか。

 

 

◯早川病院事務局長 今回の改革プランの見直しは、平成22年度の上半期の決算の状況を見ながら、具体的にどこまで行けるのかというのを詰めたものでございます。もう既に平成21年の決算が乖離をしておりましたので、それを踏まえて平成22年の上半期の経営状況、かなり改善をしてきましたので、そうしたものを踏まえた見直しということでございまして、今回の問題とは一切関係ありません。

 以上です。

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。

 となると、これ以上の厳しい数字がこれから出てくる可能性もあるということです。市立甲府病院として、この改革プランの見直しプランではなくて、一度見直しプランが出るということは、また出るんではないかと思ってしまうので、これがこのとおりにいくように、ぜひ頑張って経営改善に向かっていただきたいなと思います。本当に大変なことがまたこれからあると思いますが、甲府市立病院を何とかもう一度再浮上させるよう、御尽力をお願いしたいと思いまして、終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

 

◯山中委員 山中です。よろしくお願いいたします。

 2点についてお伺いしたいと思うんですが、402ページ、403ページの小学校、中学校、学校管理費の部分でお伺いしたいと思います。

 10款の学校管理費において、他の款と比べてその他の経費というのが非常に多く出ているんですよね。小学校では12億円の学校管理費に関して1億6,000万円のその他経費、中学校においては4.5億円に関して6,300万円のその他経費、他の款に比べてその他の経費が高いので、どういったところの内訳、大まかなところで結構なんですが、教えていただければと思いまして、よろしくお願いいたします。

 

 

◯白倉学事課長 学校管理費のうちの(4)の維持管理費の中にあるその他の経費が1億6,294万9,732円になっておりますが、この経費の主なものにつきましては、学校技能員などの嘱託職員の報酬が主なものでございます。

 

 

◯山中委員 嘱託職員は報酬費とかそういったのに入るのではなくて、その他の経費というところで区分されるのはなぜなのかということをお伺いしたいんですが。

 

 

◯白倉学事課長 継続的にこの経費で処理をさせていただいておりまして、個別の事業関係の経費をまとめるというような視点で、例えば学校給食費、学校経費というような固まりで事業としてのまとまりをしておりまして、その他の学校の管理に要する経費ということで、一括してここに報酬なんかも入れさせていただいております。

 以上でございます。

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。会計上の区分というのは私が余りあれだったものですから、その点についてお伺いしました。

 また、後日そういった経費の内訳といいますか、そういったのもお聞きさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次の質問に移らせていただきたいと思います。主要な施策の404ページ、6項専門学校費についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 全体の収入としまして、授業料、入学料を合わせますと4,500万円の収入がありまして、専門学校費として1億6,000万円の支出があるということなんですが、この比率といいますか、授業料、収入に対してかかっている費用の比率というのは、他の専門学校、いろいろあると思うんですが、それに比べてどのようなのかということをお伺いしたいんですが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

◯山崎甲府商科専門学校事務長 類似の専門学校との比率ということでよろしいでしょうか。

 それにつきましては、現在、資料を持っておりませんので、早急に確認をしたいと思います。

 

 

◯山中委員 資料がないということで、また後日、その費用がどういったことなのかということをお知らせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 今、専門学校というのは今後の経営としてどういうふうになっていくのか、例えば2年生大学にしましても4年生大学になったりとか、非常に経営が厳しくて、4年生大学に至っても名前の知らないところは定員割れになっているということもありまして、そういった学校経営ということで、専門学校が今どのような現状であるのか、今後の方針といいますか、そういったのをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

◯山崎甲府商科専門学校事務長 本校につきましては、平成3年の4月から開校しておりまして、ことしで20周年を迎えるわけでございますけれども、その間に2度ほど、平成10年と平成20年、それぞれ発展構想委員会、そういった委員会を外部の皆さんの意見を聞きながら、本校についてはどんなふうな方向にしていくのかというふうな議論をいただいているところなんですが、その結果を踏まえまして、平成21年度から本校につきましては情報処理科、会計情報科という情報処理に特化した学校にしていこうという方向で、学科名を変更したところでございます。その中で、また改めて本校の状況等につきましては検討をしていくということになると思いますけれども、現在のところ、2回の委員会を踏まえまして、学科名を変更したということの過程でございます。

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。

 本当に学校経営は、いろいろな箇所で大学にしましても厳しいという状況は伺っておりますので、より一層の方向といいますか、見えやすい施策といいますか、今まで以上な経営の努力が必要になるんではないかなということを踏まえて、私の意見、要望として、これから行っていく上でより一層の経営努力が必要になってくるのかなと、頑張っていただきたいという要望を含めまして、私の質問は終わらせていただきたいと思います。

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。

 本当に学校経営は、いろいろな箇所で大学にしましても厳しいという状況は伺っておりますので、より一層の方向といいますか、見えやすい施策といいますか、今まで以上な経営の努力が必要になるんではないかなということを踏まえて、私の意見、要望として、これから行っていく上でより一層の経営努力が必要になってくるのかなと、頑張っていただきたいという要望を含めまして、私の質問は終わらせていただきたいと思います。

 

 

 

◯山崎甲府商科専門学校事務長 先ほど、山中委員より、本校の総支出額に対する学生さんからいただく授業料等の割合、それについて他校の状況はいかがかというふうな御質問をいただきました。他校といいますのは類似の学校というふうに認識をさせていただきまして、本校と同じように公立で商業実務系の学校というのが全国で2校しかないと認識をしております。そのうちもう1つが熊本市立ビジネス専門学校という学校でございますが、その学校を例にとらせていただきますと、総支出額に対する授業料収入の割合が20.1%となっております。本校におきましては、平成22年度で28%というふうな数字になろうかと思いますが、それでお答えになるでしょうか。よろしくお願いします。

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。

 若干甲府のパーセントが高いということの結果が出ていたと思いますので、今後も専門学校という環境は必然的に厳しくなっていくという流れがあると思いますので、そういったことを踏まえながら、今後の経営といいますか、そういったのに取り組んでいただきたい。また、少しずつ私もそういったことを調査して、また意見をさせていただけたらと思いますので、ということで、終わらせていただきます。ありがとうございました。