◯山中委員 よろしくお願いいたします。生活保護費についてお伺いしたい。大塚委員と重複する部分があります。生活保護費の状態についてお伺いしたいと思います。
昨年度から金額にして、385ページの資料を見させていただきますと、33億円から40億円という生活保護費というのが増大して、甲府市だけの問題ではなくて、全国的な問題であることは承知しておりますが、ただこのまま、この生活保護費の増大を何とか食いとめていかなければいけない、またそういった対策を打っていかなければならないと私自身思っているんですが、先ほどお話がありました生活保護の支援プログラムのことでお伺いしたいと思います。それの実績といいますか、それでトータルからどのくらいの方が生活保護から脱却したのかということをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯伏見生活福祉課長 就労支援プログラムの実績でございますけれども、平成17年に設置しまして、平成18年からその実績が出ております。それで平成22年度まで保護廃止となった方が8名となっております。
◯山中委員 8名ということですと、全体の数字からいくと本当に微々たるものということで、その支援プログラムというのは甲府市だけではなくて、多くの市町村でやっておりますが、なかなか功を奏しないということで、今各市町村においても、この生活保護の算定のあり方とか、あとそういったことの変更ということが、地方から国の要望にいろいろしていこうという話が出てきていると思うんですけれども、今、この生活保護の終着点で、図っていく上で、どのように今各市町村において国に生活保護の制度のあり方といいますか、そういった要望というのは、甲府市ではどのように変えていくかとか、そういった要望は国へ何か行っていたりするものかどうかお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◯伏見生活福祉課長 今回新聞とかニュースで見ますと、国のほうで有識者を集めて8月に生活保護の見直しを図るという情報を得ましたけれども、本市といたしましては、このふえ続ける生活保護で保護世帯、それで扶助費がかさむということもございまして、うちのほうとすれば就労に対する国の積極的な取り組みとか、もう少し時限立法的に期間を設けた中での生活保護にするとかというようなものを国のほうには要望した状況がございます。
◯伏見生活福祉課長 今回新聞とかニュースで見ますと、国のほうで有識者を集めて8月に生活保護の見直しを図るという情報を得ましたけれども、本市といたしましては、このふえ続ける生活保護で保護世帯、それで扶助費がかさむということもございまして、うちのほうとすれば就労に対する国の積極的な取り組みとか、もう少し時限立法的に期間を設けた中での生活保護にするとかというようなものを国のほうには要望した状況がございます。
◯山中委員 ありがとうございます。本当に生活保護というのは周りで見ていても、最近では最低賃金より生活保護のほうが高いということで、本当にまじめに働くより生活保護をもらったほうが得だ、さらに医療費もただということですので、これは不公平感が、非常に私の周りからも聞こえてきて、1市町村のレベルではないと思うんですが、ぜひそれは他の地域と連携していただきまして、このシステムをより変えていっていただきたいなと私自身思います。これは要望なんですが。
生活保護の方々は、私は仕事柄よくお会いするんですが、なかなか人の話を聞いてくれなかったり、いろいろ主張されていることも多いんですけれども、ただ、一度生活保護をもらってしまうと労働意欲がなくなってしまうという一面で、そのままずっともらい続ける、それが何十年ともらい続けるということもありますので、ぜひ私の要望として、生活保護をもらう方にもう少し身元とか、親はだれだとか、親戚はだれだとか、そういった情報を提示していただいて、決して生活保護も天涯孤独ということではないと思うんですけれども、より親族、親戚、いろいろなところの情報をまず、生活保護を受けるに当たっていろいろな情報を取得するような形で、そういう生活保護をもらうということは親族、家族にもこの方は生活保護をもらっているんだよということを伝えるようなことをいって、生活保護を受けるのはちょっと大変だというような形が、国の制度ですから厳しいと思うんですけれども、私自身の要望として、何とか生活保護の方々を、また働けば働けるんじゃないかとか、そういった方のより厳しい、厳しいといいますか、そういった算定をよりわかるようにしていただきたいと。私自身、その生活保護の相談、何とかうまい策を講じていただきまして、すぐ申請があったら1つの書類で抑制できるような仕組みづくりを国のほうに要望していただきたいと、私自身の要望を含めてお話しさせていただきました。ありがとうございました。
◯山中委員 よろしくお願いします。幾つか質問させていただきたいと思います。最初に4款1項1目、385ページ、歯科医師会歯科救急センター運営費1,234万5,000円のものなんですが、一般的に歯科医師会歯科救急センターということなんですが、これはどういうふうな運営がされていて、年間どのような患者が来られているのか、私の個人的な感覚で、歯のことで救急で来られている方がいるのかなということをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯萩原健康衛生課長 救急医療のこと、全般的な話……。
(山中委員「歯科医師会……。」と呼ぶ)
◯山中委員 歯科医師会歯科救急センター運営費補助金1,234万5,000円の運営の実績といいますか、それをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯萩原健康衛生課長 昨年度につきましては、2,935名が歯科の救急医療で甲府市の市民の方々がかかっている状況でございます。
◯山中委員 この歯科救急ということで、これは深夜に来られる方になるんですか。それとも一般的な歯科に行かない方が、行けない方が、夜中に来られた方の数字になるんですかね。その辺お伺いしたいんですが。よろしくお願いします。
◯萩原健康衛生課長 歯科にかかった人数。
◯萩原健康衛生課長 その前に申しわけございません。人数を勘違いして報告してしまいました。人数は5,825名でございました。また、時間帯の区分けは、申しわけありません。把握しておりません。
◯山中委員 今、歯医者さんというのはいっぱいあって、経営が厳しい歯医者さんが多くあるということを伺っております。この歯科救急センターというのが、今のお話だと日中か夜かわからないということでしたらば、どういうような運営でどのようにして補助が出ているのかということが、その必要性がちょっと私には理解しかねるんですが、私の認識不足でしたら申しわけないと思いますが、その辺についてもう一度お伺いしたいと思いますけれども、こちらの歯科医師会歯科救急センター運営費補助金の必要性といいますか、それをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
◯萩原健康衛生課長 市民の方の夜中、夜、夜間、あるいは休日等、緊急を要す治療につきまして、医師会等と連携をとりまして、多分市町村等とも連携をとった中で、緊急な状況になった場合、いつでも見ていただけるような環境整備をしているところでございます。
◯山中委員 一般的に考えて、歯で救急で行くということが私の生活で余りないものですから、痛かったらちょっと痛みどめを飲んで次の日行こうかだとか、そういったことで私は思ったりするもので、その緊急性といいますか、そのことで補助金が、今のお話だと日中か夜中とかわからないということで5,825名ということなんですが、意見としてお話しさせていただきましたので、次の質問に行かせていただきたいと思います。
続きまして、4款1項1目保健衛生費について、一般の健康診断ですかね。地域の健康診断が行われていると思うんですが、甲府市において健康診断される方の人数の推移というのは今どういうものになっているのか、また、ここ数年の健康診断を受けている方の推移をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯萩原健康衛生課長 基本健康診査につきまして、その範疇でお答えさせていただきます。
平成20年度は39歳以下723名です。平成21年度、771名でございます。平成22年度、去年が791名でございます。
以上でございます。
◯山中委員 ありがとうございます。若干の微増ということなんですが、その健康診断は甲府市の健康診断を受けている方、類似都市と比べて、甲府市はどのぐらいの率なのか、他の類似都市と比べて、健康診断を受けている数が甲府市は多いのか少ないのか、その数字を教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯萩原健康衛生課長 39歳以下につきましては義務づけされた健康診断ではございませんで、他都市との比較はしておらないところですが、若干低いというふうには聞いておす。
以上でございます。
◯山中委員 それがどのぐらい低いかというのが、また今後調べていただきたいなと思うんですが、ほかの市町村と比べても、どのように、例えば甲府ではなくて、その郊外、山梨県の市町村で言えば甲府はどのぐらい違うのかの数字を教えていただきたいのですが、よろしくお願いいたします。
◯萩原健康衛生課長 基本健康診査の対象者につきましては、各都市によりまして実施していない都市もございます。また甲府市は19歳から39歳までを対象としております。その年代も違う都市もございますので、一概に受診率、受診者数、比較できないような状況になっております。
以上でございます。
◯山中委員 そういったところで比較ができるようなことを行っていくのが甲府市の仕事ではないかなと思います。甲府市として、健康診断を受けることによって医療費が抑制されたり、その健康診断を受ける方が多くなればなるほど大きな病気になる方がより少なくなるということですから、もう一度そういった取り組みを取り組んでいただきたいと思います。また、甲府市においては健康診断のお知らせといいますか、そういうのが受けられる方は連絡くださいというような連絡で、なかなか私とか、いつでもいいやと思ってしまうと結局1年間受けなかったりとかしてしまいます。また、他都市においてはいついつに来てくださいとか、そういった形で日にちを限定して挙げることによって、より多くの方が来られるという実績もあるようですので、ぜひ甲府市としても健康診断が多く受けていただくという、健康に向けて取り組んでいるという強いメッセージを甲府市としても発信、市民の方にもより発信しているというメッセージを伝えていただきたいということで今回の要望ということで終わらせていただきます。
続きまして、これちょっと小さい質問で申しわけないんですが、4款1項3目健康づくり推進費、市民健康ガイド印刷製本費294万円というのがあるんですが、これはどのような部数で、どういったところに配付されたのかということをお伺いしたいのですが、よろしくお願いいたします。
◯萩原健康衛生課長 済みません。ちょっと部数がすぐ出ませんけれども、各世帯全戸に配付を4月にしているところでございます。あと公民館等に配付をして、持っていっていただくような状況になってございます。
◯萩原健康衛生課長 部数は済みません、後で確認させてください。
◯山中委員 ちょっと私健康に関して、そういった健康診断をすべての方に受けていただき、より健康になっていただくということを取り組んでいただきたいなと思いまして、それがどういうふうなものなのかなということを把握していなかったものですから、お伺いさせていただきました。ありがとうございました。
続きまして、ごめんなさい。4款1項、386ページ、4款1項3目健康づくり推進費1億5,000万円ということで、その他の経費がその総予算のわりには2,800万円ということで、その他の経費が予算の割には多いなと思うんですが、その、その他の経費の内訳といいますか、そういった、どのような大まかなもので結構ですが、どのように使われているのかということをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯萩原健康衛生課長 役務費等でございますね
◯萩原健康衛生課長 まちなか健やかサロン賃借料が主なものでございます。
◯山中委員 賃借料ということでよろしいですね。この表を見さしていただいて、やっぱりその他の経費というのはできるだけ少なく記入するべきものではないかなと私は思うんですが、ちょっとその賃借料ということで、どういったことなのかというのをまた後日で結構ですので、詳細な資料をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯萩原健康衛生課長 先ほどのガイドブックの部数でございますが、8万3,500部でございます。申しわけありませんでした。
◯山中委員 ありがとうございます。全戸に配られるということでしたら安心いたしました。ありがとうございます。
続きまして、次の質問を伺わせていただきたいと思います。
4款1項5目環境大気ダイオキシン類測定分析業務委託料、これは昨年度と比べて500万円でしたのが1,000万円に変わって倍になっているんですが、どのような分析を行われたのか、どのような調査を行われたのかということをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◯坂本環境保全課長 環境対策事業費の中の13節委託料の1,000万円に増額した理由ということですけれども、甲府市が水質汚濁防止法に基づいて水質の測定、または公共用水域の水質、または地下水の測定をしています。仕分けの中で民間委託できるものはしなさいということから、事務効率を図る、事務の効率を図るということで700万円くらいの委託をしてきました。それが主な増額の理由でございます。
◯山中委員 では、調査する箇所がふえたということでよろしいですか。今までの調査と比べて多く調査するようになったということで、費用がふえたということでよろしいですか。お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
◯坂本環境保全課長 この委託につきましては、委託の中で時間がかかる、または難度も高いという分析項目につきまして事務効率を図って、事務の量が多くなっておりますので、そちらのほうを充実させていくということで、事務の転換、効率化を図るために一部委託をしてきたということでありますから、項目がふえたということではございません。
以上であります。
◯山中委員 委託料が500万円ふえたということで、事務の効率化を図るということで500万円ふえたということであるならば、そのダイオキシン類測定分析業務委託料はなぜその調査事項も変わってなくて500万円ふえるのかなという、ちょっと私疑問に思うんですが、それをもう少し、今度500万円ふえた明確なお話をいただければなと思うんですが、よろしくお願いいたします。
◯坂本環境保全課長 大変申しわけありませんでした。そのとき2名退職しておりまして、水質検査職という職務の2名退職が行われまして、その2名減った分、委託で補うと。
済みません。訂正させていただきます。1名退職しております。1名減ということですね。その分事務の効率化を図ったということで委託へいきました。
◯山中委員 1名分の業務を委託して行ったということですので、またそれも後日詳しい資料をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、4款2項1目清掃総務費ですね。全般に関してお伺いしたいと思います。
ごみの量が減ったということではあるんですが、全体的に笛吹市も含めてごみの量が甲府市は減ったということで、お話をお伺いしておりますけれども、前年度と比べて清掃費、清掃総務費等が増額しております。2億5,000万円から1億円、ごみの量が減っても、こういった総務費がふえていくのはどういった案件があってふえていったのでしょうか。お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◯石原環境総室長 今の2項1目の清掃総務費の関係でよろしいですか。
(山中委員「はい。清掃費」と呼ぶ)
◯石原環境総室長 こちらのほうは2,000万円くらいの増額になっているわけですけれども、11億1,900万円が、平成21年度が10億8,000万円余、ことし、平成22年度が11億1,900万円余ということで、これにつきましては人件費の増額分です。
◯山中委員 失礼いたしました。申しわけないです。大きな数字をなかなか見なれないものですから。全体の清掃費等は2億5,000万円ふえているということなんですが、それについてどのような、ごみが減っているけれども全体がふえているということで、わかる範囲でいいですから、どのようにしてふえていったのかということをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
◯石原環境総室長 全体で申しますと、最終処分費を平成22年度から全部県外委託という形になりまして、平成21年度までは西高橋町の処分場、自前のほうがありましたので、そちらのほうへ入れている部分がありました。平成22年度につきましては処分場が終わりましたので、すべて県外搬送というふうなことになりまして、その増額が約3,000万円くらいになります。
◯山中委員 ありがとうございます。ごみ集積費、ごみ処理費、合わせると16億円で、清掃総務費が11億円ですね。この比率というんですかね、ごみ処理場の比率、ごみ処理費用とごみ集積収集費用をプラスすると16億円ということなんですが、それとこの清掃総務費の11億円というのは、私は環境センターというのは、甲府市しか知らないものですから、都の環境センターとか、ほかの類似都市の環境センターでは、この比率はどのように変わっているのかということをお伺いしたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。
◯石原環境総室長 その比率というのが、清掃総務費と収集費、処分費、最終処分費とか、その比率という意味でありましょうけれども、これは規模にもよりますし、処分量も違いますので、とりあえず比率というのは出しておりません。
◯山中委員 ありがとうございます。ただ、いろいろな運営に当たって、類似都市の環境センター等、いろいろあると思います。ごみの処分代、ごみの収集費が16億で、それとあと人件費、経費が11億円というので、この比率が妥当なものなのか、ほかの企業とかの人件費とか、それから総務費の比率が、特殊な業務ですので高いのは当たり前なんですが、それは高いか安いかということは、ちょっと判断材料がなかったものですから、それ用についてお伺いさせていただきました。ありがとうございます。またそういった比率がわかるようでしたらば教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後の質問をさせていただきたいと思います。ちょっとこれ、款ともしずれてしまうことがありましたら、委員長の御判断でよろしくお願いします。
要はごみ袋ですね。ごみ袋の収入ということで、前回収入のお話をしたときに雑入で1億円ふえていると。そのときに笛吹市のごみがふえているということ、後で調べたら笛吹市のごみは減ってはいたんですが、雑収入が1億円ということがあったと思います。単純にごみ袋の収入は幾らあって、その収入はどのように使われているのかということをお伺いしたいんですが、これは委員長の判断で、もしずれているようでしたら御指摘いただければと思います。
◯山中委員 ごみ袋の収入は、やっぱり目的税といいますか、そのごみに対して使われるものだと思うんですが、それに対してどのようにごみ袋の収入は使われたのか。また、それとも使われていないのか。どういうふうな形で使われているのかということをお伺いしたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。
◯石原減量課長 指定ごみ袋の料金につきまして、基本的には製作費等で主に利用いただく。そして、ごみ処理券については確かに利潤が出るんですが、それも『主要施策』の389ページのごみ減量と資源リサイクル事業費、ミックスペーパーと資源物の選別等に充てられています。これは一般に歳入、雑入に入って、それをこちらで振り分けているということでございます。
◯山中委員 そうですね。やっぱり一般の市民の方がごみが減っていくということで、厳しい世の中、ごみ袋の支払いをしているような形になっていますので、ぜひそれが見える形で、そのごみ袋で支払ったお金がどのように使われたのかということが見えるようになっていくのがごみ袋の問題の1つではないかなと、私自身の要望として以上の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。
◯萩原健康衛生課長 何度も済みません。歯科の実績人数でございます。私先ほど5,825名と、過去数年の合計を申し上げてしまいまして大変申しわけありません。単年度で申し上げると甲府市は964名でございます。大変申しわけなく失礼いたしました。訂正いたします。
◯山中委員 964名というのは日中か夜間とか、その違いは。
◯萩原健康衛生課長 すべて夜間でございます
◯山中委員 済みません。私自身もいろいろなことをもう少し調査してからお話しさせていただきます。一般的に考えると、その夜間に歯が痛くてどうしてもということが、ということがあったものですから、お伺いしたいと思います。
以上で話を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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