山中和男(やまなかかずお) 甲府市議会議員

活動報告行政等の折衝、取材、情報収集、慶弔、進行過程等で全てを公開できない事情等もありますが
主な活動報告としてご理解を頂ければ幸いです。

先日、甲府市のホームページに相生仮庁舎使用電力のグラフがアップされていましたのでそれを参考に
甲府市役所担当の所管、東京電力の方にお話を伺いました。一枚目が公開された資料でしたが、わかりづらかったので２～５枚目は関係所管から資料を頂きました。

東京電力に確認をしたところ電力使用制限例電機事業法第27条が現在発動されていて、東京電力と東北電力管内の大口需要家（契約電力
５００キロ・ワット以上）に対し、夏季に電力供給不足が懸念され昨夏比１５％の
使用削減を義務付け、中小企業や一般家庭にも同率の節電を要請した。

民間企業に限らず公的な機関もこれに遵守しなければならないとのことです。
罰則規定は100万円以下の罰金とのことでした。
また生命、財産に不可欠な施設については適応除外、規制緩和が設けられているとのことでした。（例えば鉄道、病院など）

甲府市も大口契約のため電力の削減に義務があるとはいえ、市民に義務が生じる法令の発動を行うためには、
東京電力、国の機関などはしっかりした対応を行って欲しいものです。

今、甲府市でも窓辺にゴーヤカーテンを作ったり、屋根に水をまいたりして、エアコン使用を減らし、使用電力の削減に取り組んでいます。
そもそも、市役所は皆様の税金で賄われていますのでこれをきっかけによりコスト意識を高めていただきたいですね。

とはいっても最近、高齢者の方々の熱中症の方が増えて注意も促されていますので、行政サービスの支障のないようメリハリある節電が必要になってきていますね。

　
　電力使用制限令の発動は、東電管内は９月２２日まで、東北電管内は
同９日まで。それぞれ平日の午前９時から午後８時が対象となるとのことでした。

※下記資料の数字は平成22年の5月の連休後に仮庁舎に引っ越してきましたので6月分からの使用量が本使用になります。